イメケンは、肌の清潔感が必須です。肌を清潔に保つには洗顔料が必須アイテムです。洗顔料を選ぶためには、肌質や洗浄力など洗顔に対しての悩みや、洗顔料の好みによって選ぶことができます。あなたにあった洗顔料を選んでください。
肌質による悩みを解決してくれる洗顔料
人によって肌質は千差万別。肌の悩みもさまざまです。
例えば、肌が乾燥してカサカサになる人と、脂っぽくてすぐにテカってしまう人では、おすすめの洗顔料が異なります。また、ニキビができやすい人は、より成分に気を遣う必要があるでしょう。
以下の分類を参考に、自分の肌の悩みに応じたものを選びましょう。
皮脂が多く、ベタつき・テカりが起こりやすい人
「泥(クレイ)」や「酵素」などの成分が入っているものを選ぶと良いでしょう。皮脂や汚れをしっかりと吸着し、除去してくれます。
<代表的な成分>
- クレイ(泥)
- ベントナイト(粘土)
- パパイン(タンパク質分解酵素)
- プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)
乾燥肌で肌がカサカサしてしまう人
洗顔料に保湿成分が入っていることで肌から水分が逃げにくくなり、突っ張り感を抑えることができます。
<代表的な保湿成分>
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
- スクワラン
- PCA-Na
- トレハロース
- グリセリン
ニキビや吹き出物ができやすい人
大人のニキビは、ストレス・睡眠不足・乾燥などが原因とされていますが、洗顔料の選び方を工夫すれば、ニキビの発生を抑える効果も期待できます。抗炎症成分・殺菌成分が含まれていて、かつ、先に紹介した保湿成分が含まれているものを選びましょう。
<代表的な抗炎症成分>
- グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)
- サリチル酸
敏感肌の方向けの全顔料
肌がデリケートな人は洗顔料の成分によってはトラブルが起きてしまう場合があります。
例えば、香料・着色料は入っていても効果に違いはありません。なので、香料や着色料を含んでいない洗顔料を選ぶと良いでしょう。すっきりした洗い上がりを演出するためのメントールも同様です。入っていないものを選ぶと良いでしょう。
また、アルコールに過敏な人は、エタノールが含まれているものも避けるようにしましょう。
<肌がデリケートな人が避けたほうがいい場合がある成分>
- 人工香料
- 人工着色料
- メントール
- エタノール
洗浄力で洗顔料を選ぶ
洗浄力は、強ければ強いほど良いというものではありません。
特に男性向けの洗顔料の場合、皮脂の多い男性が「すっきりした!」と感じやすいよう、強めの洗浄成分を使っている製品も多いのです。
洗浄力が強すぎる場合は必要な皮脂まで落としてしまい、肌の水分量が減ってしまいます。そうすると、肌を乾燥から守ろうと、かえって皮脂が多く出てしまい、顔がテカってしまうこともあり肌のためには逆効果になります。
適切な洗浄力なら、こういった事態は避けることができます。
洗浄力に関わるのは界面活性剤です。その種類を知って、「強すぎる洗浄成分」を避けましょう。
<洗浄力が強すぎる界面活性剤の一例>
- ラウレス硫酸Na
- ラウリル硫酸Na
主なタイプ別男性用洗顔料
これまでにご紹介してきた肌タイプや好みでの男性洗顔料の選び方をもとに、タイプ別のおすすめできる男性用洗顔料をご紹介します。
ベタついたり、テカったりしやすい男性におすすめ
HABA(ハーバー) 男の美学 ブラックフォースソープ
HABA
粘土鉱物であるモンモリロナイトを原料とする泥、「ベントナイト」を配合した石けんです。ベントナイトは水分で膨張し、効率よく皮脂を吸着してくれる特性があります。
さらに、高麗人参粉末・竹炭・柿渋エキスを含んでいるので、男性の気になるニオイも抑えてくれるでしょう。洗顔だけでなく身体全身にも使えて、価格も高すぎないのでコストを抑えることができるのも嬉しいところです。
<主な成分>
- ベントナイト(皮脂吸着)
- スクワラン(保湿)
- グリチルリチン酸2K(抗炎症)
ORBIS(オルビス) ミスター フェイシャルクレンザー
オルビスの男性用スキンケア、「メンズスキンケアMr.シリーズ」の洗顔料です。モロッコの溶岩を原料とする泥と炭の力で、皮脂や油分を吸着。強力な脱脂力で、オイリー肌をさっぱりと洗い上げます。
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肌が乾燥していることが原因で、皮脂が多く分泌されてしまう“インナードライ肌”にも対応。メントール・アルコール・人工香料・着色料を使っていないので、肌がデリケートな人でも使えます。
<主な成分>
- モロッコ溶岩クレイ(皮脂吸着)
- グリセリン(保湿)
- グリチルリチン酸2K(抗炎症)
乾燥肌・肌がカサカサしてしまう男性におすすめ
ASTALIFT MEN(アスタリフト メン) モイストクリアウォッシュ
ASTALIFT MEN
不要な皮脂を落として、肌に必要な潤いを与えてくれる洗顔料です。保湿成分として「水溶性コラーゲン」と、コラーゲンの働きを促進する「ヒオウギエキス」を配合しています。
また、アスタリフトシリーズの特徴である”赤い成分”「アスタキサンチン」も配合。この成分には優れた抗酸化作用があるため、エイジングケアにも最適です。
<主な成分>
- 水溶性コラーゲン(保湿)
- グリセリン(保湿)
- グリチルリチン酸2K(抗炎症)
FANCL(ファンケル) メン フェイス ウォッシュ
泡タイプの洗顔料です。最初からクリーミーでキメ細かい泡で出てくるので、泡を立てることに慣れていない人でも肌に優しく洗うことができ、意外と時間のかかる泡立ての手間も省けます。
必要な水分を肌に残してくれるのでしっとりとして、突っ張らない洗い上がりが期待できます。泡タイプなので、安全カミソリのシェービングフォームとしても使用してもいいかもしれません。
<主な成分>
- グリセリン(保湿)
- トレハロース(保湿)
- グリチルリチン酸2K(抗炎症)
ニキビや吹き出物ができやすい男性におすすめ
Dr.Ci:Labo(ドクターシーラボ) 薬用アクネレスソープEX
古くなって必要なくなった角質を優しく除去して、ニキビや肌荒れの原因となる毛穴の詰まりを抑えてくれる、医薬部外品の洗顔用の石けんです。
角質を柔らかくする成分として、「乳酸」と「フルーツ酸」を配合。さらに、有効成分「グリチルリチン酸2K」が肌に対し、新たな炎症の発生を抑制することが期待できます。
<主な成分>
- グリチルリチン酸2K(抗炎症・有効成分)
- 濃グリセリン(保湿)
肌がデリケートな男性におすすめ
MINON MEN(ミノン メン) フェイスウォッシュ
敏感肌の人向けのスキンケア&ヘアケアブランドとして人気の「MINON(ミノン)」の男性用ラインが、「MINON MEN(ミノン メン)」です。肌が乾燥するのにベタついてしまう症状(乾燥性敏感肌)の男性に合わせた処方がなされています。
人の肌と同じ弱酸性の低刺激処方な上に、アレルギーテスト&パッチテスト済みなので、肌がデリケートな人でも使えるでしょう。シェービング後の肌でも違和感が出にくいので、カミソリ負けに悩んでいる人にもおすすめです。
<主な成分>
- グリセリン(保湿)
まとめ
男性にとっても、洗顔はスキンケアの基本です。
毎日の洗顔に対する習慣が、これからの顔に大きな差をもたらすことになるでしょう。今回ご紹介した洗顔料は、数多くある洗顔料のうちのほんの一部でしかありませんが、あなたの肌質や、洗顔の目的な合った商品を見つけて、清潔感のあるイケメンを目指してください。